ペテロ・バプチスタは、最後に槍を受けることになりました。それは執行人たちが、25人の仲間たちが殺されていくのを見れば、信仰を捨てるかもしれない、と考えたからです。しかし、ペテロ・バプチスタは、全く違うことを思っていました。
それは、全員が誰1人信仰を捨てることなく最後まで主を愛して主の喜びの中で殉教することを願っていたのです。そして、それを自分の目で見届けたいと祈っていたのです。 この祈りはきかれ、仲間たち全員のその姿をしっかりと見届けてから天へ帰ることができました。主は彼の祈りにこたえてくださいました。